本記事は個人の体験と公開情報をもとに書いています。医療的判断は必ず医師にご相談ください。
突然の転職願望、今思えば毎月同じタイミングだった
わたしが初めて「PMDDかもしれない」と気づいたのは、転職を繰り返していた20代後半のことでした。
当時のわたしは、なぜか月に一度「この職場にいるのが苦痛」「人間関係が辛い」「もう辞めたい」という気持ちが強くなることがありました。その時は単純に「仕事が合わないのかな」「上司との相性が悪いのかな」と思っていたんです。
でも振り返ってみると、その「辞めたい気持ち」が襲ってくるのは決まって生理の1〜2週間前。今考えると、これがPMDD(月経前不快気分障害)の症状だったのかもしれません。
PMDDが引き起こす「人生の重大な決断」への影響
PMDDの症状として、感情の起伏が激しくなったり、普段なら気にならないことが耐えられなく感じたりすることがあるとされています。
わたしの場合は:
- 上司の些細な言葉にひどく傷ついた
- 同僚の態度が冷たく感じられた
- 自分だけが仕事ができない気がした
- 「この環境から逃げ出したい」という切迫感
これらの感情が生理前になると一気に押し寄せてきていました。そして、その時期に転職サイトを見たり、退職願いの書き方を検索したりしていたんです。
月経周期を記録してみたら見えてきたパターン
PMDDの可能性に気づいてから、わたしは生理周期と気分の変化について調べました。
すると、驚くほど規則的なパターンがあるようなんです:
排卵後〜生理前(黄体期)
- 仕事のミスが増える
- 人間関係に敏感になる
- 将来への不安が強くなる
- 「転職したい」「環境を変えたい」という気持ちが強くなる
生理中〜排卵まで(卵胞期)
- 気分が安定している
- 仕事に集中できる
- 人間関係も普通に感じる
- 転職のことなんて考えない
あの時の転職判断、今なら違ったかもしれない
PMDDについて知った今、過去の転職について振り返ってみると「もう少し慎重に判断できたかもしれない」と思うことがあります。
特に印象に残っているのは、入社して6ヶ月目の転職でした。上司の些細なフィードバックを「自分には向いていない」「能力が足りない」と解釈して、会社に申し訳ないと思いすぐに転職活動を始めてしまったんです。
でも今思えば、それは生理前の感情の波の中での判断だったかもしれません。もし月経周期を意識して、気分が安定している時期にもう一度考え直していたら、違う選択をしていたかもしれません。
PMDDを知った今の転職・キャリア選択
現在のわたしは、重要な決断をする時は必ず月経周期を確認するようにしています。
黄体期(生理前1〜2週間)の時は
- 大きな決断は保留にする
- 気持ちを記録に残すだけにとどめる
- 「今は判断する時期じゃない」と自分に言い聞かせる
卵胞期(生理後〜排卵まで)の時に
- 冷静に状況を分析し直す
- 本当に転職が必要かを検討する
- 必要なら具体的な行動を取る
この方法を取り入れてから、感情に振り回されることが減ったような気がします。
月経周期と気分の変化を記録してみませんか?
ルナルナで記録をつける →転職以外にも影響していたPMDDの可能性
転職だけでなく、恋愛関係や友人関係でも同じようなパターンがあったかもしれません。
生理前になると:
- パートナーの行動にイライラして喧嘩になる
- 友達の何気ない言葉に傷ついて距離を置いてしまう
- 「この関係は自分に合わない」と思い込んでしまう
これらも今思えば、PMDDが影響していた可能性があります。大切な人間関係を月経周期の影響で台無しにしてしまうのは、とてももったいないことですよね。
まとめ:自分の体調リズムを知ることの大切さ
PMDDについて知り、自分の月経周期と気分の変化を記録するようになってから、人生の大きな決断をする時により慎重になれるようになりました。
もし「なぜか定期的に転職したくなる」「月に一度、人間関係が辛くなる」という経験がある方は、一度月経周期との関連を調べてみるといいかもしれません。
わたしのように「あの時の決断は、もしかしたら…」と振り返ることがあるかもしれませんが、それも含めて自分を理解する一歩だと思っています。
同じような経験をされている方がいらっしゃいたら、一人じゃないということを知ってもらえたら嬉しいです。
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